以前ご紹介した右側のオブジェ、「saxophone奏者」ですが、誰をモチーフにしたか?
と言いましても一目瞭然かもしれませんが。。。。。。
徳持氏に制作をお願いする事前、saxophone奏者を制作いただくことは既に決めていました。
問題は誰をモチーフにするかでした。
当初は実在の人物、例えば歴史上の人物であるとか、現在活躍中の俳優であるとか、様々な候補が現れては消え、現れては消えて、なかなか決定に至りませんでした。
あまりにも決まらないのでいっそのこと人間はやめようかと思った程です。
何にこだわったかというと、中性的なこと、清潔無色であること、それでいて温かみ、優しさを兼ね備えていて、強いこと。どこかで中庸という概念に合致すること。
これらを表現出来るモチーフとなる人物が果たして見つかるのか?
悩みに悩みました。
ところが徳持氏が来京される前日の朝、ある画像が頭に浮かんだのです。
それは広隆寺の半跏思惟像でした。
宗教的な意識は全くなく、理想の柔和な人物が、純粋に記憶の奥底に鎮座していたかのような、その画像が奇跡のように浮かびました。
そのことを徳持氏に伝えたところ、最初は驚かれましたが、「面白い」とご興味を持たれ、制作を快諾頂きました。
いまだになぜ半跏思惟像なのか、正直うまく説明できないのですが、日本人の多くの方が心和むような容姿を備えている気がしています。
ただただ、徳持氏の表現力、技術力に感服しております。
店主
以前ご紹介した右側のオブジェ、「saxophone奏者」ですが、誰をモチーフにしたか?
と言いましても一目瞭然かもしれませんが。。。。。。
徳持氏に制作をお願いする事前、saxophone奏者を制作いただくことは既に決めていました。
問題は誰をモチーフにするかでした。
当初は実在の人物、例えば歴史上の人物であるとか、現在活躍中の俳優であるとか、様々な候補が現れては消え、現れては消えて、なかなか決定に至りませんでした。
あまりにも決まらないのでいっそのこと人間はやめようかと思った程です。
何にこだわったかというと、中性的なこと、清潔無色であること、それでいて温かみ、優しさを兼ね備えていて、強いこと。どこかで中庸という概念に合致すること。
これらを表現出来るモチーフとなる人物が果たして見つかるのか?
悩みに悩みました。
ところが徳持氏が来京される前日の朝、ある画像が頭に浮かんだのです。
それは広隆寺の半跏思惟像でした。
宗教的な意識は全くなく、理想の柔和な人物が、純粋に記憶の奥底に鎮座していたかのような、その画像が奇跡のように浮かびました。
そのことを徳持氏に伝えたところ、最初は驚かれましたが、「面白い」とご興味を持たれ、制作を快諾頂きました。
いまだになぜ半跏思惟像なのか、正直うまく説明できないのですが、日本人の多くの方が心和むような容姿を備えている気がしています。
ただただ、徳持氏の表現力、技術力に感服しております。
店主