お陰さまで当店は3年目を迎えました。
これまで多くの方にご来店頂き、心より感謝しております。
そもそも何故この場所で、このような空間を作り、時間を要してでも一杯ずつ煎り豆を挽いてドリップしているのかについてはそれなりの理由といいますか、想いがあります。
思うに、珈琲とは時間を紡いでくれる豊かな嗜好品と考えています。
時間を紡ぐとは、日常生活で絡み合った思考や、進めている物事、わだかまりなどを、一度立ち止まって、自ら整理整頓することと考えます。
一杯の珈琲をゆったりと静謐な空間の中で嗜む時間が、その後に連続していく日常生活を豊かにすることができれば、と常々想っています。
そんな想いを込めて喫茶葦島を創りました。
どうか、皆様の大切な時間を、当店の清浄な空気の中で、ゆったりと紡いで頂ければ幸いです。
店主