音楽と珈琲と君と僕

来る5月18日(土)「ドートレトミシー」with   折笠 誠(Percussion)・栗田 洋輔(Sax)のスペシャルライブが当店で行われます。

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■open 19:30  start 20:00
■前売 2,300円(1D別)  当日 2,800円(1D別)

 

■チケット問合せ
ドートレトミシー公式ホームページメールフォームから受付中
http://dotoretomisi.com/

■ドートレトミシー Profile■

香川県出身 長尾匡祐(ナガオキョウスケ:Vocal&AcousticGuitar)と兵庫県出身 世来佳子(セラヨシコ:Keyboard)が、大阪のとある駅前で出会い「ドートレトミシー」として活動を開始。

ジャンルにこだわらず、良いものを作り幅広い人々の心へ届けたいと願い活動を続けている。
年齢を経歴も出身も何もかも違う二人が手織る音楽はさまざまな色を醸し出す。
2006年オリジナル曲「Voyage」を京都衛星専門学校TVCMに提供。
2007年FM香川786ストリートミュージシャンコンテスト グランプリ受賞。
2009年OSAKAストリートミュージシャンフェスCUP2009グランプリを受賞。
2007・2008・2009年 24時間テレビ愛は地球を救う~西日本放送テレビ出演し、チャリティライブを行う。
2012・2013年オリジナル曲「Start」をJR四国TVCMに提供。
大阪・東京・香川・倉敷・名古屋・奈良などのカフェや各地のイベントなどでライブ活動を続ける。

 

私のお気に入りアルバム「Happy Life」は休日の昼下がり、何気なく聴きたくなるような、心温まる良曲ばかりです。

 

きっともっともっと、音楽も、珈琲も、好きになるようなライブになると思います。

 

お楽しみに。

 

店主

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日本らしき珈琲を

 

先日のこと、海外旅行から帰ってきたスタッフに土産話を聞かせてもらったのですが、改めて日本の素晴らしさを実感したという感想を熱心に話してくれまして、いろいろと思うところがあり、この記事を書きます。

 

それはホテルなどを含む公衆トイレの便利さ・清潔さをなど例にあげて、いかに日本の環境が整っているか、普段我々が当たり前に享受していることが、実は海外ではほとんど見られないといったような内容でした。

 

話はそれだけで終わらなくて、例えばトルコでは小学校くらいの教科書に、過去に日本人から受けた恩を題材にした教訓話があるそうで、そこでは日本人というのは、自分たちがたとえ酷い仕打ちを他国から受けても、いざ他国の人間が困ったときは、身を挺して助けてくれる、そういう気高い国民性だ、というような、こちらが面映くなるようなお話があったりするそうです。

 

事実、トルコは親日で有名ですし、その話を知って日本語の勉強をはじめる方も多いそうです。

 

また、いつもいろいろなお話を聞かせて下さる私にとっては師範のような方から、先日の毎日新聞に次のような記事が掲載されていたことを教えて頂きました。

 

【10 things to learn from Japan】

①The Calm(平静)
悲痛に胸を打つ姿や、悲嘆に取り乱す姿など、見当たらない。
悲しみそのものが気高い。
②The Dignity(威厳)
水や食料を得るためにあるのは、秩序正しい行列のみ。
乱暴な言葉や、無作法な動作など、ひとつとてない。
③The Ability(能力)
例えば、驚くべき建築家たち。ビルは揺れたが、崩れなかった。
④The Grace(品格)
人々は、皆が何かを買えるようにと、自分に必要な物だけを
買った。

⑤The Order(秩序)
店舗では、略奪が起らない。路上では、追い越し車も
警笛を鳴らす車もない。思慮分別のみがある。

 

⑥The Sacrifice(犠牲)

50人の作業員が、原子炉に海水をかけるためにとどまった。
彼らに報いることなどできようか?

 

⑦The Tenderness(優しさ)
レストランは、値を下げる。無警備のATMは、そのまま。
強者は弱者を介助する。

 

⑧The Training(訓練)
老人も子供も、全ての人が、何をすべきかを知っていた。
そして、すべきことをした。

 

⑨The Media(報道)
崇高な節度を保つ速報。愚かな記者やキャスターなどいない。
平静なルポのみがある。

 

⑩The Conscience(良心)

停電になった時、レジに並んでいた人々は、品物を棚に戻して静かに店を出た。

 

真のインスピレーションを感じる。日いずる国で起っていることに。

(2月10日付 毎日新聞 時代の風より西水美恵子元世界銀行副総裁著)

*以上は「こぐまびより」さんのブログより引用させて頂きました。

 

こうして他の国からの評価を受けて、自国の良さを知ることは確かに嬉しく思いますし、ありがたいことだと思います。

 

そして思うのですが、上記のような価値観を良いものだと世界から評価を受けていることから、我々が普段美徳としていることは、世界においても美徳、つまり普遍性のあるものだとは言えないでしょうか。

 

もちろん、全ての国から良い印象をもたれているわけではないこと、それは事実です。いまだに近隣諸国と困難な外交問題を抱えていることを鑑みれば、手放しで喜んでいいものではないと思います。

 

ただ、ここからは私の個人的な意見なのですが、日本において歴史上一貫しているといいますか、通底している普遍的な概念というものがあると思います。

 

それを私は、現段階においてうまく一言で表現できないというもどかしい状態であることを吐露するものです。

 

ただ、その概念が「日本(人)の良さ」を表すものであり、それは世界においても良いものとして受け入れられていくものではないかという確信めいたものはあります。

 

それを一個人として、日々の仕事、すなわち私にとっては「珈琲」の世界で表現できればいいな、なんて、大それたことではけっしてなく、地道にコツコツやっていければと、そんなことを思っています。

 

店主

紡いでゆく

 

桜守という職業をご存知でしょうか。

 

桜守「佐野藤右衛門」が天保3年より代々連綿とその尊い生業を紡いでこられていること、私の職業観に少なからず影響を与えました。

 

佐野家におかれては、隔世で「藤右衛門」を継いでいかれます。

 

つまりその名を継ぐのは子ではなく孫になります。

 

世代交代がじっくりと、確実に行われてゆきます。

 

生業というものは本質的にそうであるべきかもしれないと思いました。

 

すなわち、今の自分の仕事が、世代が変わっても連綿と続いていくようにしなければいけないのでは、と思いました。

 

それは、自分だけの想いでは到底難しいことで、あくまで「続くべきもの」として周りから認められなければいけないなと考えています。

 

桜守を知って、この先遺るもの、遺すべきものの意味を考えるようになりました。

 

そしてそれなりのものを遺すには、それなりの時間と道程が必要であると、気持ちをあらたにしております。

 

時間だけでなく、歴史を紡いでいけるような珈琲。

 

どうしたら遺していけるのか、考えています。

 

店主