葦島珈琲ゼリー

 

 

試行錯誤の末ようやく完成しました。

 

 

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深煎り豆を中心にゼリー用にブレンドしました。

 

まずは、ブラックで2口ほど。

珈琲の香りと苦み、そしてプルンとした食感を楽しんで頂きたいと思います。

 

次にノンホモ牛乳由来の生クリームをたっぷりとかけてみて下さい。

味が変化します。

 

お好みで、自家製の無添加シロップを加えると、更に新しい印象です。

 

どうか、ゆっくり、じっくり、楽しんで頂きたいと思います。

 

店主

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この目で

 

先日のこと、京都市美術館へ「リヒテンシュタイン展」に行って参りました。

 

英国王室に次ぐ世界最大級の個人コレクションと言われる、リヒテンシュタイン侯爵家所蔵の名画、美術品の数々を堪能しました。

 

今回のお目当ては、画家ルーベンスが描いた「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」でした。実は先月阪急電車の吊り広告で見かけ、特別な印象を持ったのがきっかけでした。

 

最初に抱いたのは、利発そうな眼差しと上品な口元をしている少女だなあ、というものでしたが、じっと眺めているうちに、これは実物を見たらおそらく全く異なる印象、いや感動を得られるかもしれないと思いました。

 

というのも、あの岸田劉生作「麗子微笑」も、教科書や本で見て感じる印象と、実物の印象とは大きく違い、実物を見たときの感動たるや、父が娘に注ぐ無限の愛情を感じさせられた、とのお話を実際に鑑賞した方から聞いていたもので。

 

なんとなく、この絵の場合も広告の写真を介して見る印象とは違うのではないかという単純な動機でした。

 

そして当日、この「クララ像」の前に立ったとき、はたしてその予想は当たりました。

 

広告の写真で見たクララの印象以上にその絵は、目の前に立っていたと思われる父ルーベンスの愛情が投影されたような、信頼と自信に満ちあふれ、力強くも気品あるものでした。

 

このクララ嬢、この絵が描かれたとき当時5歳。そして、実はこのあと7年後に他界してしまうのです。

その事実を知ったことで、更にこの絵に対する感情が特別なものになりました。

 

ふと思いました。

本物を自分の目で見て、確かめることがどれだけ素晴らしいものかということを。

 

いまやネットが普及し、およその情報は間接的に得る事ができます。

認識する程度のものであれば確かにことたります、ただやはりその程度にすぎないと思います。

 

五官で感じる本物の良さを大切にしたいと思いました。

 

店主